51時の衝撃

まあ長い一日だった。最初のターゲットは宮地の管楽器発表会だった。まあ会場は家から非常に近かったし狭かったし着いてから終わるまでほんの15分だったのだが緊張したというより何か別世界にいるようだった。これはなんというか、貴重な体験だった。自分は本番に強い方ではないのだが競技によってはあまり緊張しないことがある。カートとか。しかしなんというべきかこのどうでもいい(?)発表会に思い切り舞い上がってる自分がいたわけで15分が永遠だったような一瞬だったような。
家に戻ると自転車で奥多摩へ向った。山小屋の少し先で折り返したが暑い。暑すぎる。昨日の好調がウソのようだった。最後には補給も誤るしいいことなし。しかし走ってると口から頭の中が漏れそう。特に発表会の後だと。
そしてわずかな仮眠の後夜勤に繰り出した。本日のメインディッシュは主に3種類あったのだがまずあっさりと1件でトラブル発生。そして何もないかと思われた1件でもトラブル発生。さらにトラブル発生したけど大丈夫かと思われた件が最も衝撃が深く、27時ごろ翌朝のサービス提供に暗雲が立ち込めてきた。そして今日のその時がついに訪れてしまったのだ。厳密に言うと今日ではなく明日なのだが、長い一日としてみると31時30頃だ。しかたないので対応をしているうちに36時ごろになった。だが帰れるめどはない。資料をまとめテレコンし、お客さまとの報告が44時頃にあったのだが、そこでその日の26時、すなわち50時に作業をすることが決まった。作業が終わり家に着いたのが51時。
先輩からはおめーなにやってんだよと言われたが別に俺がオペミスしたわけでもなければ計画にミスがあったわけでもない。あくまでも製品の不具合によるものだ。結果としてなにやってんだよっていうもんだがそれは俺が一番言いたい。引きが強すぎるよ俺。