出し切った!〜第25回マウンテンサイクリングin乗鞍

結局かなり長く夢を(それも割と悪夢系)見ていた気がするし寝不足気味のスタート。渓山荘の朝食もむりやり詰め込む感じ。それでもどういうわけかスタート前の緊張はなく、平常心でスタート。まあ下手に練習してくるとどうしても期待していい結果を出そうと緊張してしまうからそれは仕方ないことなのかもしれないが、逆にそれでいいのか、という気も。
となると気になるのはターゲットタイムなのだが過去のベストが1時間27とか28だったはずなので、今年のコンディションで1時間30分をきるのは難しかろうということで仮に1時間40分とした。が、根拠不明。おそらく無理だろうな、という気持ちだった。だから心がけたのは”無理しない”、”補給をちゃんとする”この2点のみ。
スタートを待つ合間も気温はそれほど高くはないが日差しが肌を刺すようだったし走り出すとかなり暑さを感じる。今回は視界に入った人についていこうなどとは考えず、自分自身の持久レベルを維持することに専念すると、出だしはかなり快調。すこし眠気脱力の波が来て、また快調に走って、最初の給水の手前には若干熱中症的な感覚が出てきたので頭から水をかぶり、時計を見て30分でPOWERGELをつまみ、などとやっているとあっという間に残り5km。この間きつくなかったわけではないが例年とは明らかに何かが違っていた。それが体調のせいなのかオルカの性能なのかわからないがとにかくフィーリングがいいのだ。何だ、乗れているな、足が回っているなという感触だった。だからおなかの脂肪が邪魔で邪魔で仕方ない、という。
残り5kmを過ぎてからは心拍が異様に上昇する感覚が熱中症を予感させ、そのたびに少しペースを緩めの繰り返し。ここまで持久レベルのパワーに抑えていたので少しペースをあげるかとも思ったが足が回らず、1時間35分11秒でゴール。過去1時間30分を切っていたのだからこの数字をどう見るかは微妙なところだが客観的に現状を考えるとこれ以上は無理、むしろ奇跡のタイムと言わざるをえない。もっとも早い人は早いので絶対的な順位でいうとクラス159位とあまり良くはないし向上の余地はあるはずなのだが、今それを言うのは贅沢というものだろう。
オルカが山登りにいいのはわかったし、後はもう練習するしかない。そのためにも今年やることを早く片付けないと。やることは山積みだな。。。