九州遠征三日目

多賀で目覚めた時にはさすがにきつさを感じる。まさに気候に翻弄され、それでいてこの強行軍。実はなんども兵庫近辺のホテルも検討したのだが折り合わず。でも多賀に拾ってもらえてよかった。これが椅子寝入りとかだったら正直バイクに乗れるコンディションなのかというレベルだ。まあそうはいいつつ昔はよく野宿してたけどな!
さて旅をみると九州遠征とはいいながらすでに多賀まで戻ってきてしまっているのでここから先は余裕分ということで計画の(九州〜〜となる前の)初期段階からあった石川へのアプローチを結構する。日本で行ったことがないのは石川、奈良だけなのだ。
しかし起きたのは9時近く、体には疲労がこびりついている。そこから風呂に入り、多賀のレストラン(のぼり)でうどんを食べ、10時近くになり、様子を見つつ出発。彦根を通過し米原から北陸道に入る。地図を見てすぐつくかななんて思っていたが思いのほか遠く、途中高速のSAから一般道区間に降りられるところで時間をつかったりして(それはそれですばらしかったが)結局金沢市街に到着したのは12時もかなり回ったころ。時間かかりすぎだ。
金沢と言っても別段予習していたわけでもないので兼六園にいければいいなと思っていってみたわけだが、これまた驚かされた。素晴らしい。日本三大庭園なんて主観的なこと誰が決めたんだよなんてせりふを思わずお詫びして撤回したくなるすばらしい庭園で、たくさんの池と滝まである、水音のたえないすばらしい空間だった。流行の言葉で言うと癒しであるがすべてのスケールが超越していた。参りました。ひょっとして偕楽園もこのくらいすごいのか!?松を吊るアレはみられなかったので今度は雪の季節にぜひ着てみたいと思った。そして金沢城。これでかいよ。ほんとでかい。江戸城もでかいが。
すっかりまんぞくして金沢を後にし、北陸道で高岡、富山と北アルプスを西から見ながら走りそれを越え妙高高原を回りこみ、上信越道から関越に入る。関越はごたぶんにもれず渋滞していたがなんとかやり過ごし鶴ヶ島から圏央道で中央国立府中で流出。こうすると小仏の渋滞にはまることなく均一区間350円のプラスですむのだ。まあ、値段的には大してかわらんか。最後に小金井大勝軒であつもり食べて終了。帰り道なにか踏みつけたのかパーンという音がしていたようだがバイクを止めて確認したが特に何もなし。
とにかく色々疲れた旅だった。でも観光はかなりできたなぁ。