B’zファン

先日NHKでB'zの特集を再放送していた。音楽は吹奏楽からジャズと聞き手よりもプレーヤーとしてのかかわり方が多かったので正直そのときに出会った数々のミュージシャンからするとB'zの音楽性についてはちょっと尊敬するとかそういうのとは違うなと感じていた。
そうはいっても個人的には結構ファンのつもりだったのだが、このNHK特集を見てびっくりしてしまった。あまりに真面目で臆病で神経質なのだ。ロックスターっていうのはもっとこうテキトーで勢いで退廃的でイタリアチックな感じだとおもっていた。コンサートが終われば体調気にせず夜通し騒いでビールなんて好きなだけがばがばのんじゃうもんだともっていた。
しかしわずか5秒の4小節を半年なやんだり、リハの仕切りを一人でこなし、メンバーの集中力にこだわり、ライブの曲のつながりをちくちく気にしたり。ツアー中はビールを飲まなかったり、夏でも鍋ばかり食べたりお茶に氷をいれなかったり。そこまでやるかというこだわり方。松本に至っては単なるギタリストというよりプロデューサーではないか。松本も体調管理へのこだわりは常軌を逸しているとしか言いようがない。
そんなさまをただ一時間口をあけてみていることしかできなかった。うーん。みんな大変なんだな。
思わずamazonで最新のアルバムを3枚ほど購入してしまった。曲調は微妙にかわってもB'zなんだよなぁ。20周年というと短いのか長いのか難しいことろだが祈りにも近い気持ちがふと湧き上がってくるんだ。時代は変わる。B'zは変わるな!