津久井相模湖ツーリング

カット対象の有給を残すのが非常に悔しかったので別段やることもないが有給を取ってみた。暇なのかといわれればもちろん違う。むしろ忙しい。しかし給料は上げないわ、装備品は支給ストップするわ、研修受けちゃ駄目だわ、弊社ムチのみ。アメくれよアメ。
じゃあ、ってんで制度上許されている数少ないアメをいただくべく休みを取ったわけなのだがすでに前日からして破綻しててワロタ。が、笑い事じゃない。ぐずぐずしてたら有給の意味がないし。
ということで10時ごろ家を出て稲城のあたりをぐるぐる回り、気がついたら橋本におり、気がついたらR413に入っており気がついたら津久井湖から相模湖に抜けており、空は超どんよりしていてツーリング日和とは対極にある天候。そしてぽかぽか(とはいえない月明かりのように弱く冷たい)の日差しのなかでさやかな(と心の中で念じればかろうじて爽やかと解釈できるかどうかの瀬戸際のような肌を刺す冷たい)湖の風をうけつつ、お昼を・・・食べてたら寒い。寒すぎるよ。仕方ないので大垂水から甲州街道をストレートに戻り、ダメ押しに多摩サイを再び羽村方面に。しかしこれが失敗で雨が本格的に降り出してしまい、まずはグローブが浸水、そしてタイツもびしょぬれ、最後はブーツカバーも抵抗の甲斐なく陥落し冷たい雨と冷たい風のなか手と足と膝を強制冷却されながら帰宅。特に手がきつかった。まるで自分のものじゃないみたいな感覚に。

帰ったらそのとき歴史が動いたをやっており、大友宗麟の台詞に感動。忘れないうちにメモ(たぶんこんな感じだったような気がするようなしないような)

人生における敗北や失敗は試練であり不幸ではない
黄金が灼熱の炎により磨かれるように
試練によってこそ人は高められる

これは・・・カッコ良すぎる。どうもキリスト教も似たようなことを言っているらしいが、そういう宗教なのか?少なくともこのフレーズには神もホトケも出てこないし。
こりゃあ、歴史も動いちゃうな。今度九州に行ったときには必ず大友宗麟の墓参をしようと思った。
これと比べるとほとんどのTVプログラムがアレでナニに見えてしまう。まあこの番組も回によっては「それで?」っていう展開もあるにはあるんだけど。

本日の走行距離
123kmナリ。がんばった割には。でも登坂もそれなりにあったから、運動量としてはまずまずかな。