NHKオンデマンド

有料ストリーミングにずいぶんと無駄な資金と時間を費やしてきたが、まさかこんな日が本当に来るなんて思っても見なかった。NHKが過去の放送コンテンツを大量にストリーミング公開するなんて。まさか、まさか。
しかもコンテンツは特集もの、映像の世紀とかだけじゃなく大河ドラマあり時事公論あり、ぶったまげたことに不思議の海のナディアまである。こんな教育的なストリーミングがかつてあっただろうか。
ちょっと前にアニメの放送同時ストリーミングが開始されたときにも確か日記に書いたがこりゃ文字通りインフラとしてのネットが電波なんていう枠組みを名実ともに包含してしまう日がそう遠くないうちにくるんじゃないだろうかと本気で思えてくる衝撃。ワクワク感。需要がないからそんなことをやろうとする人はいないじゃないかと危惧したが、需要があろうがなかろうがやるのがNHK、より具体的には需要の多少に関係なくやるのがNHKというべきだろうか。(時事公論をお金払ってみるヒトがどれだけいるんだ?いや俺は見るよ。観たいよ。でもね・・・)
ここで疑問なのが電波という既得権益を前提にしたテレビ局がなぜ自分の首を自分で占めるようなことをするのだろうか、ということだ。同じコンテンツであれば、いつでも観られるほうが良いに決まってるじゃないか。だからこそ有料、なのだろうか。ならば広告収入を基盤とする民放は無料で同一コンテンツを放送するのか、しないのか、という前述の疑問に集約されていくわけだが、全く個人的にはぜひともそれやってほしいと思うのだ。ウォークマンの成功体験を捨てられなかった松下・ソニーと、メディアの入れ替えなしに音楽を楽しめる革命を断行したアップルの例ではないが、ユーザーサイドから見た利便性は一目瞭然なのだから。

で、だ。

サラリーマンNEOがないのは、なんでだ?