龍勢ヒルクライム2008

予定では2008年最後のレースとなる予定だった龍勢ヒルクライムだがまあいろいろ大人の事情があって仕上がりは芳しくないまま本番を迎えそうな雰囲気だった。というわけで目標は50分(のちのこれは勘違いであることに気づいたわけだが)

朝は4時おきでがっつりと朝食をとる。ソーメンにシーチキンというジャンクなメニューなのだが。りんさんに5:10くらいに向かいに来てもらう。そのまました道で7時過ぎに吉田支所に到着。道中かなりの数の自走サイクリストを追い抜いたのだが、時間的に受付に間に合わないんじゃないかという人も多数。のちに受付前で間に合わなかった人を目撃したのだが、こればっかりはしかたないこともあるよねえ
外は雨だったのだが、りんさんのおかげで好ポジションに車が止まったおかげで全く冷えることなくレーススタートまですごせた。全く感謝です。
9時20分過ぎにスタート。集団はかなり分厚く横で5〜7人程度の大集団がひっぱってくれたのだが、このペースがかなり速い。結局鳥居前にその先頭集団を逃がしてしまい、おまけに背中に入れておいたレインスーツを落としそうになってしまい、いったん停止してたたんで背中に刺しなおし。レース中に完全に停止したのは初めて。今までどんなヒルクライムでも、練習ですら止まったことがなかったのだが。これで気持ちが吹っ切れた、もとい集中力がすっとんでいったのだが、相変わらず全く踏めない状況で後ろから同じクラスにも下のクラスにもバンバン追い抜かれる。鳥居前の激坂ではちょうど鉄の溝のふたで1.5回リアが空転して冷や汗。やっぱ雨で軽いホイールは効く。
そしてこのまま淡々と行くのかと思った中盤、急激にひやされたためか強烈な腹痛が。正直かなりの危機的状況で踏むどころじゃない。仕方なく大幅ペースダウンし、その合間にも後ろのスタートの選手にバンバンと追い抜かれる。さらにショックだったのはマウンテンの人にも軽々と追い抜かれた事。まったく自信喪失だ。
そして一旦平坦からくだりにかかる区間で腹痛はなんとか収まってくれる。とはいえ万全ではないのだが。さらにここで最初の勘違いにより目標タイムが50分にぜんぜん間に合わないことが判明。最終区間はなんとなく距離が短いような錯覚もあり、序盤の劣勢を挽回すべくガンガンと踏んでいったが必要に迫られ普段しないようなパワーライディングをしてみたら、足に乳酸がたまるのを感じながらもペースは落ちず痛さを我慢してのラストスパート、これが効いたのか同じゼッケンの選手を大きく引き離すことに成功。まあそれでも早い選手にはもっとたくさん追い越されていたのだが。タイムはたぶん55分ちょっと。大分予定より遅かったが後半の追い込みは自分でも予想外の収穫だった。あとは調整してベースタイムを上げられれば結果もついてくるはずなんだけど。
頂上でこんにゃくとおちゃを食べ、うえさんうまさんを待つが、大変な混雑で識別不能な上お茶があっという間に冷めてしまう寒さ。待つなら下で待とうということで下山したのだがこの下山道が未舗装区間陥没区間砂利砂落ち葉満載のトンでもロードだったうえに異様にゆっくりしたペースだったうえに頻繁に停止して通常のブレーキでは死ぬと感じやむなくしたハンでブレーキしてみた。すんごく握りづらくていずれにせよ疲れることが判明した。ギクシャクするのも危ないし、もっと傾斜のゆるい坂で練習しとかないと、と思った。
その後ちかくの温泉であたたまり、野菜メインの珍しいバイキングでおなか一杯たべる。食べすぎ?
家に帰った後当初練習しようとか思っていたがとてもじゃないが肉体的にも精神的にもそんなことができるれべるじゃなくて寝込んでしまう。まあしかたないよね。