おとどけもの

午前はお届け物を受け取るために、午後はそれを整理するために費やしてしまった。注文したのは主に山の道具なのでテントやマットやシュラフをたてたりしまったり、ザックにパッキングしたりと室内で汗を垂らしながら試行錯誤。これはこれで楽しいのだが。
ついでに注文したDVDも鑑賞。ArtPepperのDVD、ジャズサバイバーは晩年のインタビューとセッションを収録した貴重な映像で50年代に輝いていた他のアーティストと比べると格段に映像は鮮明である。が、やっぱり50年代近辺も見てみたいのが人情というもの。40分弱という時間は物足りないが、きっちり編集されておりテンポ良く何回もみるのが正しい使い方なのかもしれない。
さらに2007年のF1の総集編もゲットしたが、こちらはDVD2枚組のわりにはまず画質が・・・こちらもインタビューを挟みながらの構成であり、レース映像ばかりの単調子を克服した・・かのように見えなくもないのだが、肝心のレース映像の収録時間が圧倒的にすくないのだ。これにはファンとしては非常にガッカリだった。せめてこの3倍は収録してくれないと、レースは10チーム20台が走っているのだから公平さを欠くというものだ。初心者が1年18レース全てを見たいというニーズがあるわけでもあるまいし、であるとしたらいったい誰のための総集編なのだろうか。制作者は本当に反省して欲しい。
しかしなんといっても素晴らしかったのがキミライコネンのタイトル記念本?東邦出版のキミ・ライコネン・・・・・・頂点へ。どの年代も偏りなくたくさんの写真がちりばめられているのは本当に嬉しいが、そういったわかりやすい良さだけじゃなくて、両親や友達、果ては小学校、中学校にまでインタビューをしにいっているのだ。ライターの意見もたぶんに盛り込まれているが、フィンランドの国民性や文化に深く触れたい人、ひいては多くの諸外国における日本とフィンランドの国民性の類似点や相違点を通し自分を見つめ直したい向きにも?お勧めできる。実にいいものだ。