怒涛のラーメンレビューin KichiJohJi 吉祥寺

えーっとついに当ブログもめでたく15,000ヒットを超えたわけですが、コレは決して私が夜な夜な自分のサイトをリロードしまくってカウントされたものではありません。当たり前か。なんでこんなにヒットしてるのかなーということもちょっと気になるが有料の分析サービスを使うほどでもない、とおもって放っておいたわけだが・・・・気が付いた。これ、ラーメンで着てるでしょ、ラーメンだよ。ということで 吉祥寺のラーメン情報を太っ腹にババーンと乗せてしまおうかと思う。

ちなみに、2004年の8月からメモりはじめたラーメン行脚も早いもので費用にして17万円を突破しようとしているわけだが、本当に体調に響くので引退を検討してもいる。とくにスポーツを始めてからはその傾向が顕著でラーメンで検索してくる皆さんには水をさすようだが、一言言わねばなるまい。215軒286杯食べた末の、一言だ。「やめとけ、ラーメンなんて」

さて、では吉祥寺ラーメンの情報を。

2006/1/18 北海道らーめん味源熊祭 あじげん 吉祥寺 函館塩大盛 600 ☆4 味源といえば自分の中で塩だった時代を思い出して塩を注文。大盛同価格だったので大盛に。ちょっと後悔した。丼が出てくるまでは。出てきてビックリした。コシのあるぷりぷりした麺はやっぱり黄色いけど吉祥寺味源とは違うものを使っているのか?のど越しもかんだ感触も違う気がする。これは楽しい、食べていて楽しいぞぉ〜。こんなに楽しいものを大盛にしちゃっていーんですか、イーんです!(カビラ風)そしてスープ。塩気は多い。そして多分化学調味料も多いんだろう。しかし、ちゃんとダシも取っているみたいで鶏と豚の両方の旨みが結構キテる。ベースメニューなので具は控えめだが、全体的に全く不満はない。少し欲を言うならば塩気と化学調味料を減らしてもらえれば最高だなぁと思った

2006/1/19 めん弥 めんや 吉祥寺 赤みそつけ麺 750 ☆3 看板に豚・鶏の脂を使わないと書かれていたので本格志向の専門店かと思いきや雰囲気は飲み屋。夜はどうやららーめんよりもそちらがメインらしい。年配の酔客が1人いてとてもらーめん専門店とは思えない雰囲気だった。国産小麦100%使用の張り紙があり、つけ汁につける前に"そのまま"の状態で食べてみて欲しいとの事。しかしわざわざ言う割には今ひとつ何が良いのかわからない。麺は平打ちだが、別段腰があるわけでも旨みがあるわけでもない。まあ、悪くはないのだが。つけ汁は第一印象が、うす〜い!みそにラー油、胡麻が浮かぶ外見なのでここまでパワー不足ということは化学調味料が入ってないのだろう。食べているときはするする入る感じだが、感銘を受けるほどでもなく、ただ、スープ割を頼んだときに素材の味がジワジワと感じられたのは良かったかも。
2006/1/20 天文館 てんもんかん 吉祥寺 天文館らーめん(塩味) 650 ☆4 お店の名前を冠したメニューを用意している店は多いが、ベースの味までオリジナリティを持たせているの珍しいなーと思う。通常メニューはどやらとんこつ魚介のようだが、このラーメンのダシはとんこつ白湯で、茎わかめとキャベツの具が乗っているのもとってもユニーク。コラーゲンたっぷりのクリーミーなスープという張り紙どおり、コクが際立っている。麺は水分の少な目の白い麺だがかすかに縮れていてこれまた+αの工夫を感じられた。オリジナリティもあるし、作りは丁寧、それでいてあんまり体に悪そうじゃない、技ありの一杯だった。
2006/1/24 武蔵家別館 むさしや 吉祥寺 タンメン 600 ☆4 吉祥寺の未開拓の店も段々少なくなってきたので、ウェブで見た武蔵家の別館へ。店の前に看板があって”ラーメンブームの中でタンメンは不遇の時代だから、バックアップしていくよ〜"と書かれている。なんのこっちゃ、と思う。普通は。どうせまた客寄せパンダ的な意味しかないんだろうと。そういう店多いし。しかし!今日のタンメンは人生最高最大激烈旨味的健康配慮塩分最小限な一杯だった。焦がしニンニクがちょっと乗った丼はこじゃれた雰囲気でコレはいけるか?という期待を抱かせるがさすがに何度も騙されてると用心深くなり、スープを飲んで見なきゃわからん、とスープを一杯すすると・・・まず豚骨の鋭い刺激臭がする。コレは隣の本店と同じか、より強いかもしれない。そして、スープは澄んで黄金に輝き、味もまったく薬くささ、低質な脂の臭いなんてものはなく、ただ野菜と豚骨の旨味に満ち溢れていたのだ。そして塩分はほとんど感じない。麺はちょっとゴワゴワしているが、本店よりは細めということになるんだろうか。直前に炒めた野菜はミディアムに達せずレアな状態でらーめんに乗っている。キャベツモヤシニンジンだが、経験上野菜の乗ったラーメンは野菜をそのままに麺を先に食べるのが吉なのだ。ゴワゴワした野菜は食べるのに時間が掛かるし、その間に麺が延びてしまっては意味がない。さらに野菜はスープにつけておくと、食べ始めとは比べ物にならないほど野菜のダシを出してくれるのだ。そんなこんなで、ゴワゴワの麺を勢いよくすすり、押し付けががましさと言う言葉も忘れるほどのスープを合いの手に麺をあっという間に平らげてしまった。その後ちょっとラー油を入れたりして遊んでみたが、バランスは著しく崩れることはなかった。タンメンの評価は、正直5だろう。油断しきっていた家系支店からの嬉しい反撃だった。
2006/1/25 希亭 のぞみてい 吉祥寺 胡麻味噌ラーメン1辛 650 ☆4 とにかくしょっぱい!天文間並、いやそれとはレベルの違うしょっぱさ。しかしおそらく豚骨に夜と思われるコクととろみ、そして味噌と胡麻のやさしい味わいで、全体としてはあまりガサツな印象はなかった。それどころかスープをほとんど飲み干した。麺は博多風とまで行かずとも、ちょっと硬め。表面に挽肉キャベツモヤシが載るのは昨日の武蔵家と酷似しているが、どーなんだろう。新店らしいから一応意識したうえだろうなあ。店は地下にあってなんとも入り図来雰囲気。しかしスペースは広く、カウンターだけでなくテーブル席もあるのでグループで来ても困らないだろう。そしてちょうど食事時だったが意外とすいている。内装はラーメン屋らしくない。吉祥寺にたくさんあるこじゃれた雑貨のような感じ。辛さが選べるシステム(メーヤウetc)といい、ラーメンを食べ終わったらご飯を入れておじやにできるシステム(めん弥)
2006/1/26 一圓 いちえん 吉祥寺 醤油ラーメン 570 ☆2 とにかく地味な味でコレといって書くことはないのだが。強いて言えば暖簾の使い方や店の構えが最近流行の店に似てるかな、と。時間は食事時だったが客の入りがかなり良いように感じた。しかし、吉祥寺はホントバリエーション豊富。