いとしのプレリュード

simu2004-09-24

プレリュードというホンダのクーペに乗っている。クーペに乗るってのは、そりゃあ気分のいいもんで、でも正直こんな不便なクルマ、効率優先の世の中に存在していいのか!ってほど使いづらい。狭いし、きついし、低い。荷物は詰めないし、実質ツーシーターだ。
そんなとんでもないクルマになんで乗っていられるかというと、その不便なところがいいのだ。自分は常々、ブランド物のバック(どう見てもビニールだろ・・・)に殺到する諸氏をイカレテルンジャねぇのかと思っていたが、機能とか品質等から超越したところにその価値があるのだ。
ブランドバッグと同じものが無印で売っていて、同じ値段ださないでしょ、ってこと
いうなればブッチギリの不便さと引き換えに得られる精神的価値なわけだ。
でもバブル時代の最後の遺産とも言うべき信じられない剛性感のあるボディがもたらす安定しきった走りのフィーリングがあるから、ブランド物バッグよりはちょっとはいい買い物、かな?