季節はまわりひとめぐり

本稿は週末のGPの「あと」に書いているわけだが。GPに幾たびにヘアピンで対岸を眺めながら、前回から1年かぁ、と思うことが多くなってきた。最初にグランプリに来たのが2002年だから1年のお休みをはさんで14年、13回目のグランプリ。そりゃ歳もとるはずだよなぁ。って毎年書いている気がする。

今回も隣の家族連れのはなしを聞くと最初にグランプリに来たのが2000年で娘は今年27歳とのこと(いや、これは別段質問したわけではないが勝手に聞こえてくるのだ。6時間の待ち時間の間・・・)。ということは当初小学生だった少女がアラサーになる程度の時間は経っているということだ。

その間色々な事あったような、なかったような気がするわけで変わらないのはグランプリとロッシだったわけだ。だから今もう本当にロッシの引退が恐ろしくてしょうがない。彼がいなくなっても果たして自分はグランプリに来るのかどうか、と。何をしにくるのか、と。そんなことを考えていると楽しいはずのグランプリもちょっと物悲しく見えてくるわけだ。実際のところ日曜の朝から降り続く雨のおかげでタイムはベストの10秒以上落ち、3クラス下のレースをみているようだったしそういう気持ちになるのも仕方ない。いや、別にペドロサ優勝したから負け惜しみを言っているわけじゃぁないが、、、ロッシが勝てないならせめてマルケス優勝してよと思ってしまうのもまた罪深い心理だぁ。いやもうホント、

ペドロサ空気読めよ。

合掌。