秘伝のタレをブチまけろ
秘伝のたれというのは組織全体で培ってきたノウハウや顧客とのリレーションを指す。当然継ぎ足しながら守って行くと割といいことがある代名詞として有名である。
が、ときに大人の事情によりこの秘伝のタレをぶちまけることがある。大抵の大人の事情というのは組織変更だとかコスト削減だったりとかするのだが、おそらく上位マネジメント(課長部長とかではなくもっと上)は秘伝のタレが惜しまれつつもぶちまけられていることを知らない。いや、そもそも秘伝のタレというものがあることを知らない。
んーそれもおかしいな。まともなビジネスマンであればそれを知らないわけはないのでまあそれも含めてぶちまけることもやむなしと思っているのかもしれない。
一旦ぶちまけてしまったからにはまた1から作らなければいけない。もっといいものを作ればいいんだよ、と彼は言う。しかし、、、それを作るのは俺たちなんだけれどもねぇ。
今日も歴史と伝統の秘伝のたれがひとかめかち割られるのであった。
合掌。