我が家の戦後は終わりです

祖母の四十九日ということで法事のため実家に戻ったが、実際位牌というのはこの段階で正式なものが交付されるということを初めて知ったわけで。

さて。祖母は大正の生まれで若い時に夫つまり自分の祖父と戦争で死別している。今回位牌を夫婦で一つにするということで祖父の位牌も含めて作り直してもらったがわけだが、もちろん祖母の戒名を祖父に合わせていただきこれでようやく祖父母の代の儀式が終わったんだなと痛感した。

考えてみれば戦後70年といってももちろん自分は戦争を知らないし、実は父親もである。実際のところ、戦時に自分の人生にまた国家自体に責任ある成年である人は90代を超え、もはや人間の体験としての戦争の記憶は終わりつつあるというのが本当の実感である。

実際はそれほど簡単ではないと思うがとりあえず終わりとしないとなと言い聞かせつつ一日終わるがしかし疲れた。

帰り道に受け取ったノーチューブのホイールに期待しつつおやすみ。