泣きそうクライム

りんさんとチーム練習で日の出ヒルクライムコースへ。関戸橋で待ち合わせには遅刻せずに到着。多摩サイ睦橋武蔵五日市駅前経由で日の出コースを案内してもらう。落車してから初めての実走だったのでどうなるか不安だったが25分26秒(タイマー自動ストップまで)なので30分切りを目標にしていた割にはまずまずのタイムだった。

 ことの成り行きとしてはこんな感じ。
 つるつる温泉横の細い林道に入っていくときにはもういきなりきつくて帰りたくなる。(弱点1 外部トルク受け要因の変動に弱い)。細い林道をふらふら登っているとハイカーとすれ違う。あぁ楽しそうだたなぁとモチベーションがダウン(弱点2周囲のよりライトで楽しげなスポーツに弱い)さらに途中で日差しが出てきて体に水をかけながら走る。もちろん傾斜が急なのでそのアクションもかなり無駄だ(弱点3熱に弱い、弱点4バイクコントロールが稚拙)、この時点でかなり泣きそうな気分になる。なんでこんなにキツイことをしているのか、そもそも何でこんなことをすることになったのかというどうどうめぐり。最後には傾斜がきわまってギアを使い切りそのままだとフロントがアップするくらいのトルクがかかってしまい仕方なく蛇行しながら切通しに向ったがこの時点で後ろを振り向く勇気はなかった。(弱点5ライバルに弱い)。この段階ではもう泣きたいなどというつまらない感情を持つ余裕を完全に失った状態。最後に坂の向こうの青空を見た瞬間にパワーアップしたが残り数百メートルというところだったのでそのままゴールと言う感じ。

ゴールしてみて、もう二度と来るか、と思う名コース。家に帰るとまた行きたくなるから不思議だ。だがもし追い込まなければあの青空はただの空でしかないのだろう。

帰りにそばを食べて2:30に帰宅。
距離は・・・途中でリセットしてしまったんでメーター上は53kmだったので、、、現地まで40km程度+コース7km=94kmか。

空気入れがダメになってしまったのでクルマを動かそうとちょっとバックしたら隼に当たって転倒、なんとか起こせたが擦り傷はできるしミラーが壊れるしで散々。ミラーってのは意外と高いんだなぁ。