ココ壱ギネスのミステリー

どうやら日本の誇る?カレーチェーンココイチがカレーチェーンの店舗数で世界一になったらしい。
ソレを聞いて違和感があった。確かにココイチは有名ではあるが、店の数がそれほど多い印象はなかったし、まずいとは思わないが品質の割には値段が高すぎるのが一般ピープルのコンセンサスではと思い込んでいたからだ。それが国内店舗数1000以上って、そもそもカレーチェーン自体がそんなに需要のあるものでもない(ハンバーガーや牛丼、はてはコンビニとは規模が違いすぎる)という感覚と離れすぎてる!

というわけで今日東小金井の駅前のココイチに言ってきた。店に入るといらっしゃいませの一言もなし。店内はまばらであったし、そもそも狭い店なのに注文も取りにこない。端から端まで数メートルしかない狭い店内に注文用のボタンがあるというのもシュールな光景だが店員の質は非常に低いように感じた。
そしてギネス記念スプーンが当たるロコモコカレーを注文。その場でくじを引けるが残念はずれでした。10万本を1000店で分けるのだから1店あたり100本、キャンペーン期間が2ヶ月だとすると一日2本は出ないという計算になる。まあ、仕方ないのかなと納得。しかしもう一件のギネスチャレンジである一週間でどれだけカレー食べられるかなの件には一切触れていない。え?今この瞬間にギネスチャレンジしてて、そっちは期間短くて一週間しかないのに、それ触れないの?と思ったが帰ってしまったのでしばらくまって料理が出てきたタイミングで聞いてみた。すると”え、ああ、うう”と知らないような風。しばらくしてギネス記録参加賞をもってきたが波打った変な紙質の印刷。別の客にも配っていたがそもそも比べるべき対象がよくわかっていないようだった。
でてきたロコモコカレーは、まあ、うまい。ハンバーグは肉感が安っぽくなく、目玉焼きもいい焼き加減、レタスはしゃっきりしているしルーもいつも社員食堂で食べているのよりは確かにだいぶ高級な感じ。
しかし値段分の価値があるか、と言われるとノー。想定利用者は一般ファミレスとかぶるのだろう。だからボタンがあるのかもしれないが、立地や店内の雰囲気はとてもそこには及ばない。そもそも俺はカウンターで食べたわけだし。そしてあの接客。牛丼チェーンの方がまだいくぶんマシだ。つまり最低ランク。
この1店でもってココイチ全体についてどうこういえるのかわからないが、こんなひどいチェーン店がなぜ他のカレーチェーンより突出して出店できるのか本当にミステリーだ。
素のカレーだったらそこまで値段は高くないようなので、それならばとは思うがここがピークでしたなんて言う風にならないことを願う。

ていうかホントになんのよここ。いい加減にしろココイチ