てのひらのきら星

あまりにも過酷な一週間がようやく終わり週末の全日本ロードのチケットを買おうとセブンイレブンに立ち寄ったのだが。なんと!販売時間終了っぽくメニューから消えていた。がっかりして店内を歩くとふと目に付いたのが日本の名城100スタンプラリー帳。思わず購入してしまった。

たとえばGDの人とかが日本に来て観光地を教えてあげようかと思うとなかなか答えられず日本って、日本っぽいものってなんだろうと思ったりすることがあるけど少なくとも日本の名城はその答えのひとつになるはずだ!と城跡めぐりを始めたのが3年前。当初は単なるツーリングの目的を後付したものにすぎなかったが回っていくうちに少しは日本を理解したつもりになっていたがやはり何か不完全燃焼感があった。それがここへきてスタンプラリーですよ。

このラリー帳は深夜のコンビニで過労状態を癒すにはあまりにも小さな本だけれどしかしニッポンジンにとって大きな星☆なのです。ついでに明星企画モノらーめんきら星のカップ麺を購入して帰宅。こちらはぎょっとするでき(のど越しを無視したごわっとした麺、肉団子のようなおかしな具、そしてバターソテーのような不可思議なスープ)だったが、大事なのは星自体ではなく、それがてのひらにのっていることなんだと思う。てのひらにのってさえいれば、多少微妙なきら星でも今はよしとしよう。