ついカッとなって延方へ

あー久々にカッとなったぁ・・・

延方、という地名を知っているのは相当なマニアックなヒトないしは地元民であるだろうが、水郷潮来といえばアヤメと局地的に発達した水上交通により結構知名度が高いと思われるが、本日はついカッとなってその潮来までの往復を試みた。が、そこは関東平野の東の端っこ、俺は東京の西在住というわけでまずは普通に青梅街道から都心をカットし蔵前橋通りで千葉県に。木下街道を使って利根川沿いに出ると、そこからはR356で利根川沿いをひた走る。風向きは若干のフォロー、道は狭いには狭いが、日曜日なのでトラックは最小限でそもそも交通量が少なくあまり怖い思いをしないですんだ。佐原市街地からR51に入り15kmほど入ると目的地。実は親戚のうちがあるのでその墓参りも兼ねていたのだった。とはいえレーパンにジャージ、100km自転車で来ましたなどと言おうものなら確実に変態フラグが立つとおもわれたのでひっそりと引き返し、帰りは強風と明りの少なさを嫌ってR51から成田市街からR296をチョイス。想像していたが道の狭い箇所では気を抜くと落車しそうな悪路の路肩に追いやられてしまうのであれだ。
が、1日走った印象としては秋晴れの気持ちいいサイクリングになったということ。出かける時間が遅かったので朝の寒さは気にせずにすんだし、日差しが若干強いくらいで、すすきが風にそよぐのを横目に川や湖沼の自然景観を見るのも悪くない。帰り道がちょうど夕暮れ時の成田に差し掛かり、群青色の空に消えていく国際線旅客機を眺めることもできたのも良かった。まるで単館上映される映画のようなツーリングだった。
と、気持ちよく終わらせてくれないのはこれがツーリングではなく人力で長距離を走る変態行為であるからで、佐倉を過ぎたあたりからかなり膝に違和感が。狭くアップダウンの多い道は安全のため仕方なくシッティングのままある程度のギアを踏んだりしなければならず段々痛くなって、あーこれは薬局でラブ買って帰ろうラブ、ということでレーパンのまま人々のうわこいつ変態だ的な視線に耐えながらセイジョーで薬を買って帰宅。もちろん実家だ。
久しぶりに湯船につかり、油断したのか割と早く寝てしまった。つかれた・・・
本日の走行距離199.41km