糸魚川アタック(クルマ編後半)

目が覚めたらすぐに走り出す。このちょっと寝ぼけている時間がなんともいえないわけなんだけども、白馬の昔サークルで合宿した場所により、ついでに長野オリンピックのジャンプ台なんかも見物しつつ糸魚川へ。糸魚川はやっぱり日本海側特有の寂れた感じのする町で個人的には雪が積もるかどうかが分け目になってる気がするんだけど、とにかく幸薄い雰囲気にかけては日本海沿いはぴか一だ。

海に出ると西に進路をとり、親不知に。ここは幹線国道にはめずらしく、断崖絶壁にへばりつくようにして道がかけられている。そこで食事をして、二度目の仮眠。

上越市まで東北に進み、再び内陸へ。飯山から草津渋峠にアタックする。渋峠に近づくにつれて霧は濃くなり視界はほぼ10mくらいまで落ちる。山肌をくねりながら高度を上げると霧の中から運転停止のゴンドラが姿を現す。これがまた予期せず幽霊に遭遇したような恐怖感を受けるわけだが、そんなんに気をとられているとガードレールにささるか、霧の谷間にワンウェイダイブなのでよい子は落ち着いてクリアだ。渋峠は外気温が-1℃とまさかのマイナス表示。もちろん霧全開で視界はない。雨ではなく霙が降り、それがミラーにたたきつけられて凍り付いている。人間が存在して良い場所には見えないが、なんと自分とほとんど同じペースで上ってきた観光バス(マジ?)があったようで、休憩中に抜かされる。下りのブレーキングでパスしたが、ひょっとしたら万座からきたのかもしれない。普通についてこられたらこれまたコワイ。

そこからは何度も通った幹線道路で前橋まで出て上武バイパスから17号コンボ。途中から122にコンバージョンして外環という新規路線開拓も忘れずにチェック。が、車を売っちゃえばこのルート使うことはないんだろうなぁ。なぜなら!122はデフォ80km/hで進行するから4輪以外では危なすぎるのだ。

結局トータル20時間のドライブだった。およそ800km。使ったガソリン100リットル。入れたガソリンの最高値143円最安値138円。うーガソリン高くなったなぁ