武蔵虎洞2杯目

金曜日なのに残業の果てにバスの時間を読み違えて吉祥寺行きに乗らざるをえなかったので、ひさしぶりに武蔵虎洞にGo。金曜夜の吉祥寺ならもっとおしゃれな店がたくさんあるのに、とか言うのは少し違う。サラリーマンがよれたシャツで一人で入るとこじゃないのだ。たぶん。
で、夏なのでさっぱりつけ麺と思ったのだが、さっぱりじゃなかった。スープはとてもぬるめで、猫舌ラーメンファン(矛盾してる!?)の自分からするとベストだったし、魚介の酸味うまみが炸裂し、ボリュームたっぷりの中ぶと平麺とあいまってファンタスティックなひと時を堪能してしまった。さらに衝撃だったのはスープ割り。まさにザ・素材。炸裂する豚骨のうまみ、噛めるほどの粘度。それでいて癖はあまり強くなく、丁寧な下地作りを感じる事が出来た。以前食べたときはオリジナリティにこだわりすぎて、奇をてらってんじゃねーのかという印象だったが、同じ店でも変わるもんなんだな、と感心してしまった。作るのに時間がかかるのと、値段がちょい高めに感じる780円な事を除けば、感涙ものなんだけど。正直参りました。降参です。また行きます。