まだら雨とディーゼルオイル

10時に戸田にまっつんを迎えに行き、めざすは長野県飯田市南アルプスの向こう側だから、一旦諏訪まで北上し、伊那方面に南下しなくてはならなかったわけだが、何しろ日本は広い。あちこちでぽつぽつと雨が降り、ところどころ路面が完全にウェットになるほど降っているところがある。自転車は当然ルーフに積んでいるので雨が降ればびしょぬれだし、誇りはまるかぶりだ。
そして今日のハイライトはディーゼルオイル。かなりでかい観光バスが黒煙を吐きながら走っていて無難にパスしたはいいが、フロントガラスにはオイルがべったり。当然自転車にも・・・それにしてもオイルで視界が失われるのはとてもデンジャラスだと悟った。
二つ目のハイライトはしらびそ峠。クルマのすれ違いがかなり苦痛な狭路かつ悪路は岩肌に張り付くようにくねって高度を上げる。沿道には激い崩落や、ガードレールには落石の強烈な傷痕が。そもそもガードレールが根こそぎもぎ取られている場所も多数。21世紀になった今日でも不通な国道152号線が寡黙に語る味のある道だった。ていうか危険すぎ。