林自転車店〜コケでコケた編

午前中ギリギリにりんさんちに行って前回pendingになった整備をやってもらった。特にホイールからは怪しい色の液体とも固体ともつかない物体が流出してきて大変なことに。ディレイラーもあまりよくなさそう。しかしポジションの指導までしてもらってますます今後のやる気が高まった。

***ここからは食事中の方は見ないほうがいいかも***

5時ごろ整備が終わったので多摩湖自転車道多摩湖まで。距離はそんなに遠くなさそうだったが、りんさんはお勧めしない、と。しかしそんな忠告も聞かず多摩湖へ行き、周回コースで落車。ゆるく上ったあとのなんの変哲もない右コーナーでリアがグリップを失い右側から転倒。右ひざはイノシシの傷と同じ場所を再び負傷。そしてSTIレバーのカバーのプラスチック部品が外れていた。探そうと思いふと手を見ると、左親指が尋常ではない方向に曲がっている。真っ青になったが、びびるより先に反対の手で、指を元の位置に戻そうと試みた。ほとんど無意識に。指は何ということはなく元の位置に収まったが痛みがなくなるわけではない。右ひざからの出血がひどく、右の手首もいたんだ。りんさんに電話して助けを呼んで最寄のコンビにまで自転車を引いていこうとしたら、すすまない。引きずっているよう。よーく調べるとフロントのブレーキが常時作動しているもよう。手で正常位置にずらす。車道で助けを待つ間なんともいえない思いが頭を駆け巡ったが、混乱しているのもつかのま、とにかく体が痛い。医者は歯医者と電気の消えた内科。自分で何とかするしかない。もって行ったボトルの水で傷口を洗う。スポーツドリンクじゃなくて水でよかった。血が取れると大分落ち着いた。コンビニでマキロンティッシュと包帯、それにくっつきにくい傷シートを購入いたい思いをしながら一番大きな傷口を消毒、保護シートを貼り付け、包帯を巻いた。人間追い詰められればなんとかできるもんだ。そのままりんさんの助けを待ち、自転車ごと搬送してもらう。応急手当をしてもらい、駅まで送っていただいた。本当に助かった。大感謝。家に帰ったのは十時半。ちなみに吉祥寺から自宅まで切符を買ったのは初めてだった。で、到着を報告して就寝。今までで一番堪えたかも。
あぁりんさんのアドヴァイスをおとなしく聞いていれば・・・あるいは時計の残り時間をきちんと見て走っていれば。あるいは森林地帯は雨の後の路面の水分の残り方が市街地と違うことを正確に認識していれば。などなど色々な思いが交錯。