パリ経由ローマ17時間の旅(限界)

この日からヨーロッパ旅行。
やすけんのみんなは一日先行してるので俺だけ一人。本当は昨日出発することも出来たんだけど、天候によって飛行機が欠航することも考えて一日あけた。
で、HISの不親切すぎる書類のおかげで直前にあたふたしつつも成田は二度目なので平静を装い飛行機に搭乗。が・・・・・・・

長い!!長すぎる!!
ひまでひまでひまでぇ〜〜

映画も、音楽も、奥の手のmp3プレーヤーも、全然役に立ちませんでした。
あと、本、雑誌、ガイドブックの類は飛行機の中で読むと本当に気持ち悪くなる。明かりは基本的にスポットライトだけだし、なんだろーなー。ゲームボーイとかが良かったのかな。パソコンで仕事したかったけど電源がなくて断念。

で、パリのシャルルドゴールに突いたら五時半ごろ。乗り継ぎで移動していたら空港のビルの中でスリらしき人が警察に取り調べられていた。めっちゃ銃を突きつけられてボディーチェックをされていて震え上がった。と、乗り継ぎだからもう保安検査はないよなぁとか思ってたらありました保安検査。なんだよー。面倒だなー。こういうところで何かなくしそう、と思いつつも再検査。ゲートに行ったら飛行機に遅延の文字が。しかしゲートの電光掲示板には次に出発する便の情報しかないわけで、なんかいやーな予感がしてボード一覧を見に行ったら、なんと!!!エールフランス降りた時聞いたゲートが間違ってるじゃ、あーりませんか。てことは、そのまま遅延を信じて待っていたら自分の便を乗り逃していた可能性大。
で、正しい自分の搭乗ゲートにいったら、それは遅延無しで乗れました。まあ、当たり前。
乗り継ぎ先はアリタリア航空。ラリー好きな人は皆知ってるランチアストラトスのスポンサーだ。こっちがまたしょっぼい機内。3時間のフライトだが一応食事が出た。しかしこの食事がしょっ(ry

で、ローマのダビンチ空港着。今度はバゲッジを取りに行かないとなわけで、日本語の説明もなくかなりピンチ。ここでわかったことは、荷物が出てくるのはかなり遅いので先を争って飛行機を降りても結局徒労。トイレにでも行ってゆっくり待つのが吉。荷物はすぐに取らなくてもそれなりの時間回ってるし。以前台湾に行った時、海外出張の多かったバイト先の社長は荷物取るのに時間がかかるのがイヤだから荷物は手荷物に収まる大きさにしておいた方がいい、と言っていたのを思い出す。ゲートでたら、hisの看板持った人がいた。男前の白人で、ブラッドピット見たいな人だった。日本語は少しわかるみたいだが基本は英語。複雑な会話は日本語ではできない。名前を確認してくっついていく。客は俺一人。しかし今日は一人なんですかー?いつもはたくさんいますよねー、見たいな会話も日本語なら平気でできるが、英語だとなんかしり込みしてできなかった。無言でクルマに乗せられること40分くらいで宿まで爆走。はぁ〜飛ばしてる時の自分みたいな運転するなぁ、と感心していたら、なんと車線変更(直前に割り込み)はウィンカーなし。メルセデスの高級クーペにもギリギリまで幅寄せ。宿の前で降ろされて、チャオ〜とか言われてハイ終了。仕方なく心の準備なく宿に入ったらなんていうのか考えてなくてしどろもどろ。それでもなんとかチェックインして、みんなの部屋番をもらって、エレベータに乗ろうとしたら、あー忘れてた、と部屋の鍵を渡される。で、じゃあってんで、一階をくまなくあるったが1回なのに部屋版は80X。どうやら1stフロアってのは2階を指すみたい。そういえばそういうこと習ったような習わなかったような。

この時点で朝起きてから20時間が経過。疲労困憊ってやつです。
で、なんか喉が渇いたので自販機でジュースでも・・・と思ったら!5ユーロ入れて1.3ユーロのジュースを買ったら、自販機におつりは出ないよの文字が・・・ええぇぇえ〜と思ったが、どうやら1.5ユーロしかおつりがないとの表示。仕方ないので買いましたよ。スナック菓子を。えぇ。ううう・・・湖池屋スコーンみたいなやつだった。普通に美味しくない。ふてくされて寝るのにちょうどよいエピソードになったとさ。イタリアのバーロー!